恐怖の実話集

ごめんなさい!このページの更新が緩慢で。
私は確証のもてない話や、作り話は載せるつもりがないので、遅くなっちゃうんです。
それに、この頃は強烈な相談がないものですから。。。

あと一つ書きます。この項は、ただの恐怖の幽霊話として読んでもらってもいいのですが、私が
白字で書いたところに注意して下さい。ただの幽霊話の中にも祟りや霊障を避けるポイントが隠されています。役立てて下さい。



これは口が裂けても「場所」はお教えできません

この話の舞台となる場所は、埼玉県内とだけ申し上げておきます。イニシャルで何市とか書いたりして、まわりの状況から場所が特定されても困るので。
言っときますけど、有名な「無名戦士の墓」、その他の有名な幽霊スポットの話ではありませんので。

この話は、私が23〜4才くらいのことですので、平成2〜3年のことでしょうか。
私の当時の彼女は17才の女子高生でした(以下N子)。
N子の親友でM子という子がいました。
ある夏の夜、M子とその彼氏、彼氏の友人数人は「怖いところ巡り」に出かけました。(私が若い頃はこういったことが流行っていました。今でもやるのかな。)オートバイ1台(2人乗り)と車1台で行ったそうです。
まあ、有名な幽霊スポットをまわったあと、地元でも幽霊が出るなんて噂も聞かない、昔の人のお墓をまとめてある山(そんなに標高はないですよ。頂上まで徒歩20分くらい)に行きました。そこは電灯もないし、夜は絶対に人が近づくような場所ではありません。
男女数人は、その暗い山を登っていき、途中にある休憩所にさしかかりました。それより先は本当に細い山道になるので、そこでストップし、その中の数人が休憩所のトイレに行ったそうです。
そのトイレは大きいコンクリート作りで、男用女用に分かれていました。
そこの女子トイレに数人が入ると、その女子トイレの天井近くにある高い窓から女の人が顔を出し、外から中を覗いていたそうです。
ぎょっとした数人は、急いでみんなのところに言いに行き、残った数人もその女子トイレに見に行くとやはり、高い窓から女の顔が中を覗いているのを見たそうです。
その後M子一行は、逃げるようにそこを立ち去り、山を下り、その山に入るための観光用駐車場で解散し、自動車組とバイク組の2手に分かれて帰りました。
その晩、バイクで帰った2人は、単独事故でガードレールに突っ込み、2人は死亡、後ろに座っていた子に至っては、首が飛んで亡くなりました。
その後M子達全員、怖くて葬式にも行けず、高熱を出して寝込んでしまいました。結局、亡くなったのは2人で終わったのですが。

その直後、M子の案内で、夜中、私もその幽霊を見た場所に行きましたが、私自身危険察知能力からでしょうか、恐怖からでしょうか、気分も悪くなり、そのトイレの手前で動けなくなってトイレまで進めませんでした。
M子、N子を交えた男女数人で行ったのですが、トイレの近くまで行けたのは私だけで、あとのみんなはとても怖くて行けないということで、休憩所の手前で待っていました。

この話を考察づけます。
幽霊がその場所に出たというのは、私の感じ方からして、まず疑いようもない事実でしょう。あんなに強いものを感じたのは初めてでしたもの。
ただ、バイク事故が祟りかは、何とも言えませんね。幽霊を見た恐怖心からかもしれませんし、運転ミスからかもしれない。
ただ、その山の麓にある家を、知り合いのお父さんの会社が保養所として買って、幽霊が出て仕方がないということで、売ってしまったという話を聞いたのはそれから数年後のことです。
今でもその山の脇を通ることがあるのですが、その事件を思い出さないことは1回もありませんね。すごく嫌な感じです。
でも、「こういうことがあったんだよ」とは誰にも言ってません。だってこの場所は、普通の噂だけの幽霊スポットじゃなくて、「マジ」ですもん。

よく、場所を教えてくれっていうメールをもらうんだけど、ここの場所だけはどんなにお金を積まれたって教えませんよ、絶対に。
100万円だったら考えるけど。(爆・うそうそ)




男言葉を使う女の子

これは私の住む近くの地区の話です。
その地区というのは特にいわく付きの所というわけではないのですが(何百年と遡ればわかりませんが)、私の所にその地区の人からの相談が相次いだ時期がありました。(平成6〜7年頃でしょうか)
まあ、金縛りにあったとか、「たわいもないもの」ばかり(相談者の方には怒られるでしょうが)でした。これからお話しする一件をのぞいては。

ある日、昼の2時頃電話が入りました。内容は
「ウチの娘が2〜3日前から自分の意志じゃなく、男言葉をしゃべり、声も変わる。医者(精神科)に連れてったが治らない、どうにかしてくれ。」
との内容でした。
私は一応お伺いすると伝え、すぐそのお宅におじゃましました。

そのお嬢さんは19才の子でした。びっくりすることに、会って話をしていると急に男言葉になり低い声で
「すぐ帰れ。出そうとしても無理だぞ。」
と言い出すのです。それでまた普通女の子に戻る。コロコロと人格が入れ替わるのです。
普通の状態で質問すると、男言葉を発してるときでも意識はあるそうで勝手に言葉が出てきてしまうそうです。
ご両親に話を聞いたり色々なことから判断して、直接この子に関係のある血縁関係の霊ではなく、たまたま通りがかりの霊が憑いてしまったと判断しました。

そこで私は除霊にかかったのですが、これがなかなか抜けない。除霊をしながら彼女が苦しんでると、急に男の声で
「そんなんじゃ出ていくもんか。」
と声を発するのです。
こっちも着てたシャツを脱ぎ、汗だくで、必死になって男の声と言い合いをしながら念じてたのですが、いっこうに抜けない。
ただ本人の苦しみ方や、男の声が何か苦しさのあまりの強がりっぽく聞こえたので、手応えはあると感じました。
結局やっとの思いで霊を出したのですが、時間を見ると除霊をし始めてから2時間もたっていました。2時間は最長記録(笑)。

あとで本人に聞くと、(とてもさみしがりやで内向的な子なのですが)、少女漫画で、幽霊と恋愛する内容のものを読んで感化されたらしく
「夜一人で部屋にこもってた時、さみしくて、(誰か私と一緒にいて)と念じていたら、何かが私の中に入った感じがしたんです。」
と言っていました。
みなさんも、あまり
変なことは念じない方がいいと思いますよ。特に何かあった場所じゃなくても、霊の通り道だったり、浮遊霊がそばにいると憑いちゃうかもしれませんよ。




井戸には神が宿ってます。粗略にすると・・・

これは私の実際、叔父の家に起こり、もう取り返しのつかなくなった話です。

私の母は山梨県のある町の出身で、私の母の弟(私にとっての叔父)が家を継ぎました。
叔父の嫁さん(私の叔母)は埼玉出身でした。
叔父さん夫婦には3人の男の子(私のいとこ)がいました。
その3兄弟の長男が中学2年生頃だったか、家を建て替える話が出ました。

昔からその家には井戸があって、ずっと使っていたのですが、埋めたてることになりました。
普通井戸を埋めるときには、神主さんを呼んでちゃんとお祓いをしてもらって埋め、管を出しておいて「気抜き」と言うのをします。そして、その場所に何か建てるとしても
3年くらいはあけるものです。
まあお祓いはしてもらったらしいのですが、ただ井戸にふたをして、管を出しただけで、すぐその上に家を建ててしまいました。
井戸のちょうど真上は台所でした。

家が建つのと前後して、叔母がのどに何かが詰まる感じがすると言って、ご飯をあまり食べなくなりました。
家が建ってから地元の祈祷師のような人を呼んで、家を見てもらったところ
「なぜ井戸の上にいえを建てるんだ。やってはいけないことだ。」
と言われたそうです。
その時に叔母の体のことを相談したところ、
「これは私の手には負えない。すぐ医者に診てもらいなさい。」
と言われたそうです。
叔母は近所の医者に診てもらったところ異常がありませんでした。しかし、どんどん病状は悪化しました。ついに町に出て大きな病院にかかったところ、末期の胃ガンでもう手遅れでした。
叔母は30代の若さで亡くなりました。

これがもう少し年をとっていたなら何も言いません。あるいは叔母の家系がガンの家系なら何も言いません。(叔母の父母は高齢で健在、兄姉も健在 叔母は末っ子)

やはり神様が住んでいるところの上に家を建て、毎日足で踏む形になっていたので、祟りがあったのです。
ちょうど台所だったため
台所の象徴の一家の主婦に祟ったのです。
悪いことは言いません。
古い家に住んでいる人は特に井戸には注意して下さい。




恨み・黒魔術・呪い

人間は生きていく上で知らず知らずのうちに恨みをかうことがあります。
自分に原因がある場合も、全くない場合もあります。
ちょっとした被害妄想や、逆恨みなどですぐ人を憎む人は、ストーカー的でずっと根に持っていることが多いようです。
誰かに恨まれているということは、恨んでる人間が、強い霊能力を持ってる持ってないに関わらず、恨まれた人の肉体に悪い影響を及ぼします。
人間は誰からも恨まれずに生きていくということは大変ですが、悪い人間に恨まれるほど質の悪いものはありません。

ある女性が身内から呪われた話をしましょう。この女性から、何かあったら怖いので誰にも言わないでくれと頼まれているので、少し話を変えてお話しします。また、少し控えめに話を変えますが、実際はもっと強烈だと思って下さい。


相談者の女性(以後A子さん)はとても綺麗な方で、旦那さん(以後Bさん)と結婚する前、Bさんの家族とはとてもうまくいってました。ただ、Bさんの母親は何かの宗教にはまっていて、Bさんの姉(以後S子)は昔から西洋魔術が好きで、部屋にこもりっきりの人でした。
A子さんとBさんが結婚するということになったら、今まで仲の良かったBさんの家族から強固に結婚を反対され、S子もA子さんに辛く当たるようになりました。
しかし、Bさんは家と縁を切ってまでもA子さんと結婚することにしました。

Bさんが会社を辞めてA子さんの実家の家業を手伝う形で結婚生活が始まりました。
そのころから新居のマンションにどう調べたのかBさんの母親から
「早くA子さんと別れなさい。」
と言う電話が入るようになったそうです。
それから身の回りに不思議なことが起こり始めました。

まず物理的なことでは、外出から帰ると部屋に誰かが入った形跡がある。2人の間でしか話していない話をBさんの母親が知っている(盗聴器を仕掛けられた)。
その次にA子さんが婦人科系の病を患うようになり、飼っていた2匹の小型犬が原因不明の病気にかかりました。
また、2人で外出する先々で必ず死亡事故を見るようになりました。

困ったA子さん夫婦はわからないように別のマンションに引っ越しましたが、症状は収まらず、すぐまた同じ事が起こるようになりました。
どういうわけか、Bさんの母親がマンションに勝手に出入りしている形跡があるのです。

A子さん夫婦はある日の夜、Bさんの実家の様子を見に行ってみることにしたそうです。
すると家族は寝静まっているのですが、S子だけが起きているらしく、塀の外からのぞくと、S子は部屋に1本だけろうそくを灯し、何かまじないをやっていたそうです。
また、Bさんの母親の後をつけると、ときどき、宗教の祈祷に出かけていました。

それで怖くなったA子さん夫婦は電話帳で調べた占い師を何人か頼ったのですが、みんな会って2度目には
「私には手に負えない」
と言って断られたり、Aさん夫婦と会った帰り道に、事故に巻き込まれてしまって、それきりになってしまったそうです。

それで私の所に電話があり、A子さん夫婦に会うことになりました。
会ってみるとやはり何らかの「強い恨み」か「呪い」がかかっているようでした。
夫婦よりも犬の方がかなりまいっていましたね。
霊障や呪いの場合、犬は人間を守ろうとしますので、まず犬が具合が悪くなります。特に小型犬の方がまともに受けてしまいます
A子さんに聞くと、家の中で台所が一番具合が悪くなるそうです。だいたい
女性に呪いがかかる場合、女性がよくいる場所(つまり台所)を標的にするようです。またその障害は婦人科系にくることが多いようです。
また、Bさん一族の血筋でしょうが、Bさんもかなり悪い霊的影響(呪いとかではなく)を受けているようでした。

その時、S子にまつわるぞっとするような話もBさんから聞きました。
Bさんがずっと前に(結婚する前)、S子のいない間にS子の机の中を覗いたそうです。すると「人の髪の毛」やら「何かの動物の肉」やら、黒魔術に使うような物がうじゃうじゃ出てきたそうです。その中に何かの数字を書いた紙が出てきたそうです。その時は「この数字何だろう?」位にしか思わなかったらしいのですが、テレビを見ていたら、ニュース速報で飛行機事故を伝えていて、その便名が、さっき見た紙に書いてあった数字だったそうです。
この話が事実ならS子は長年黒魔術を使ってきて、飛行機を落とせるまでの力を得たのでしょうか?
昔からS子は被害妄想が激しくて、人をねたんだり恨んだりがすごく、S子のまわりでは不思議とS子の友達が不慮の事故にあう事が多かったそうです。
そんな性格ですから、綺麗なA子さんを恨むようになったのでしょうか。

私もA子さん夫婦にあった帰り道に
「くれぐれも事故に巻き込まれないように注意して下さい。」と言われましたが、自信があったこともあり、また自分が変な自己暗示にかかるのもいやだったので、いつも通り、車をすっ飛ばして無事に帰りました。

この夫婦の場合私はある方法で相手の呪いを防ぐように進言しました(詳しく言えなくてごめんなさい)。まあ、ちゃんと実行してくれれば今後は問題ないです。
但し、1回具合が悪くなってしまった「婦人科系の病」と「犬の病気」は症状は固定するでしょうが、治ることはないと申し上げました。
この夫婦には3回しか会っていません。その後連絡が取れなくなってしまいましたのでA子さん夫婦がどうなったのかはわかりませんが健康で仲良く暮らしているのを祈るばかりです。




さまよえる女の子の霊

今から話す話は私の3才の時からの幼なじみの体験した話なのですが、実際の事件が絡んでいることもあり、人名・地名を特定できないように話しますのであしからず。
まず私の友人のK君は全然幽霊話に興味のない人だ(今でも)ということをはじめにお断りしておきます。作り話のできる人間でないことは、彼を知っている人なら誰でも証言してくれます。

K君19才か20才の時の話です(私と同級ですから、18年前くらい、昭和60年頃の話かな)。
K君は高校を出てから父親の建築会社で働いていました。
そのころK君は14才の彼女(!)とつきあっていました。時間の許す限り四六時中一緒にいました(今考えるとすごいことですが、私たちが若い頃は普通の話で 笑)。
その彼女は今考えると霊感が強かったらしく、K君が浮気をすれば必ずばれましたし、あとにも先にもK君が幽霊を見たのはその子とつきあってた時のたった2回だけだそうです。

私たちの住む地域には湖がありました。そのころ湖の駐車場は若い人たちのナンパスポットで、夜になると女の子同士のナンパ待ちの車やそれ目当ての男の子の車が集まっていました。
K君カップルはいつも朝まで車の中で一緒に眠るのが日課でした(後にこの2人は同棲するのですが、このときは帰る場所がなかった)。その日も湖の駐車場で車を留め、シートで眠っていたそうです。
夜中に目を覚まして2人で話していると、駐車場の隣の林で何か白いものが動くのが見えたそうです。
よく見ると20歳前後の女性で、何と!本当に、幽霊話の通り、白い着物を着て膝から下が見えない状態で立っていたそうです。

それを見てから2〜3日して、私に会ったK君は興奮気味に
「俺、生まれて初めて幽霊なんて見たよ。昔からよく聞くけど本当に足がないんだよ。」と言ってたのをよく覚えています。
その時、女幽霊だと聞いた私は、興味本位で
「その幽霊、美人だった?」と聞き、K君も
「まあまあだった。」と言い、そのときはそこで話が終わってしまいました。

私たちが5〜6才の頃(もう30年くらい前の話ですね)その湖では有名な大変な事件がありました。
私たちの学区の中学生の女の子が、夜、塾帰りに、男に「送るから」と声をかけられ、車に乗せられて乱暴され、殺され、湖の周りの林に捨てられたというものです。
そんなわけで、後日私とK君の間で幽霊を見た話が出たときは、昔殺された女の子の霊じゃねえのなんて話していました。

この話には後日談があります。
K君は地元の建築会社ですから、いろいろ地元の家庭におじゃまする機会がある。
ある日、ある家庭に仕事で行ったそうです。
そこでたまたまそこの家の息子さんだか娘さんの中学時代の卒業アルバムを見せられ、とあるページの集合写真を見ると、(死んでしまって)みんなとは一緒に写れなかった(丸で囲まれた)写真の女の子の顔が、湖で見た幽霊と同じ顔だったそうです。K君はぞっとしたそうです。
おまけに、後でわかったことですが、アルバムを見たその家庭は、昔誘拐されて殺された子の家族が引っ越したあとの家に、新たに入った家族でした。
そうです。なにかの縁、何かの力で、その家庭に行くことになり、すべての謎解きがなされたのです。

その後K君は、別の湖で、別の幽霊を見たっきり、幽霊とは縁がなくなってしまいました。
14才だった彼女は、今は別の人に嫁いで2児の母になって、幸せに暮らしてます。

それから例の湖で幽霊を見たという話は聞きません。あの女の子が安らかに成仏できてるといいのですが・・・




あ〜怖かった

私は、正式にこの仕事を始めてから、霊に対して怖いと思うことがありませんでした。
みなさんが読んで怖いと思うかわかりませんが、今から書く1件は私が仕事をて初めて怖いと思ったものです。自分にとって怖かっただけ(当事者だから)なので、幽霊話としてはB級かも(笑)。霊の仕事を始めて2年目くらいだから、平成6年後頃の話です。

相談者の女性は当時33才で離婚歴が1回ある方でした。
相談者の家は平屋建ての木造借家(2DK)。
相談内容は、昼夜を問わず、台所でパチパチというラップ音。相談者の家の台所、お風呂に、夜幽霊が立っているというもの。台所とお風呂は隣り合わせの造り。相談者は台所にも立ちたくないし、お風呂にも入りたくないという。いつも居間の扉を閉め切って、部屋にいるというもの。

私は電話で相談を聞いたとき、まず思ったのが、相談者の恐怖漫画読み過ぎの思いすごし(結構女性の方多いんです)。もしくは、虚言癖(結構作り話をしてくる人もいます 笑)。
家だって生きています。
木造の家では、湿気の具合で音を立てることあります

一応確かめるため、夜、相談者の家におじゃましました。相談者の家の地域は、旧鎌倉街道に近く、鎌倉時代後期、新田義貞公が軍を率いて鎌倉に攻め上る折りに色々戦があった場所の近くで、記念碑も建っているところでした。相談者の家のすぐそばに、神社があります。

相談者に会って、まず言われたのが、その人は昔から予知夢を見て、その人が私に会う前日に、ある夢を見たそうです。
内容は相談者が2人の霊能者(男と女)に今回のことを相談している夢で、結論は「家を引っ越せ。」ということだったそうです。
その2人の霊能者の女性の方が私の顔だったそうです(当時私は髪が長く、よく女性に間違われた)。

まず気付いたのが相談者の方は、何かの悪いたぐいの霊の影響を受けていて、ヤバイ状態だということ。また、それは、血縁関係の霊ではないということ。確かに台所の雰囲気はよくないということ、以上3点がわかりました。
その日はラップ音は現れませんでした。何かある家でも、私が行くと、その現象がその時だけ収まってしまうということがよくあります。もう少し様子を見てもらうことにして、その日は帰りました。

それから何日かした真夜中に電話があり、今すぐ来てくれということで、またおじゃましました。
居間にいると、確かに時々台所で、床がきしむというかパチパチという音がする。すぐ居間の扉を開けて、台所に飛び込むと音がやむ。
今度は真っ暗にした台所に、私一人だけ残してもらい、しばらく全神経傾けたが、音はせず。
相談者に扉を開けてもらい、台所を居間から顔を出してのぞいてもらうと、台所の裏口の所に女性の幽霊が立っているという。
私には見えなかったので、私がその幽霊が立っているという場所に立ち、「この辺ですか?」と手で指し示すと「そうです。」というのだが、そんなに強い恨みとか、悪いものは感じることはできなかった。

その後、また居間でその女性と話をしていたのですが、また突然音がしました。ぱっと扉を開けると、なんと台所のテーブルの上の方に、煙というか霧が漂っているのです。全く火は使ってませんし、私も相談者もたばこは吸いません。相談者も同じものを見ました。
多分、霊が物体化してない状態を見てしまったのでしょう。まあ、エクトプラズムと言われるものですね。
私もあんなにハッキリ見たのは初めてでした。相談者は時々見るそうです。

今までの色々な状態を見て、
1.台所やお風呂で見る幽霊が、いつも同じでないこと
2.幽霊がいるというところに私が手を触れ、強い恨みを感じないこと
3.この場所が昔から色々なことがら(戦など)に絡んでいること
などから、この地域・家が霊を呼びやすいところで、たまたまこの家が「霊の通り道的なもの」になっているのではないかという判断をしました。だから、たまたまいる霊を祓ったところで意味がないし、また、古戦場の関係から、古い霊を無理に祓うのは危険すぎると判断し、根本的解決は、この家から引っ越すことだということを、相談者に告げました。
なんか、相談者の見た予知夢が結論になってしまいました。

ここまでのことでは、私はよくある相談例の一つとして、なんてことありません。
私にとって怖いこと(みなさんに、この感覚は、わかってもらえるかわかりませんが)は帰り道に起こりました。
帰りは夜中の3時頃になってしまったのですが、帰り道は家まで車で飛ばして15分。簡単な山(という表現がどうか)を越えます。
その途中で 、自分に何かが入ったというか、何かの力によってというか、運転しながら、自分の意志に反して、
「ア〜〜〜っ!」
と大声叫んでしまい、自分という人間が無くなっちゃいそうになったんです。
私は、必死に心の中で、豊国大明神様に助けてくれるように念じました。時間にして実際は2分くらいの出来事だったのでしょうが、私にとっては恐怖のどん底にいて、だいぶ長い時間に感じました。
多分「信仰」がなかったら、私は気が狂ってしまって、今頃精神病院にいたのではないでしょうか。

まあ、この相談者の地域は、鎌倉時代の古い霊が、まださまよえる地域で、私の力が及ばず、私が下手に手を出す事に警告したのかもしれません。

その後、家とは関係なしに、その相談者が元々持っている霊を祓うために相談者と会いましたが、除霊中、その女性の拒否反応がひどく、1回じゃ無理と判断し、数回をゆうして、ゆっくり除霊することになりました。
その女性とは、その女性の経済的理由で会ってませんが、その後連絡が来て、無事引っ越して、新しい恋人と暮らしているとのことです。

何もなければいいのですが、その女性の「人には見えないものが自分には見えるという状態」はよくないので本当は早めに祓った方がいいんですけどね。


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